緊急事態宣言延長に伴い、音事協様他4団体が声をあげて下さいました。
舞台芸術に携わる者達の切実な切実な思いです、どうか届きますように。
以下、抜粋を挙げさせていただきます。


「2020年5月の最初の緊急事態宣言の解除以降、1年近くにわたり、私共団体会員社のコンサートや演劇、ミュージカル等の公演会場からのクラスター発生は報告されていません。制限下での公演開催にあたっては、政府関係当局の対処方針に則り、ガイドラインを策定し、徹底的に感染症対策を行ってまいりました」と強調。

 来場者にも「入場時の検温および手指消毒、終始マスク着用を徹底、公演中の発声の禁止、ソーシャルディスタンスを保つ、余裕を持った入場と規制退場、会場までの直行直帰」といった理解、協力を得ることで「感染者報告ゼロのエビデンスを積み重ね、ライブやコンサートの公演会場は決して感染リスクの高い場所ではないことを実績によって示してまいりました」と伝えた.

 昨春以降、コロナ禍でコンサートや演劇、ミュージカル等の中止や延期が相次ぎ、収容人数の制限が続いたことで、ライブエンタテイメント産業の2020年の市場規模は前年比8割減となり、深刻な打撃を受けている。アーティストや実演家だけでなく、文化施設、公演に従事する人々の生活も危機に直面している。

 4団体は「ご存知のように、表現という人間の生み出す創造は余人を持って代えることのできない生業です。一人ひとりがその文化創造に携わり支え続ける誇りを持ってやってきておりますが、残念ながら精神的にも限界が来ています」と危機感を訴える。

 「私共はこれまでの約1年間、あらゆる機会を通じ、現下の感染状況に鑑み感染拡大防止努めることを第一義と認識しつつ、アーティスト・実演家に表現の場を提供し、国民の皆さまに今を生きる喜びを提供し、ライブイベントに従事する方の生活を守るという社会的役割を果たすべく、公演を開催していくことをお伝えしてまいりました。現在の状況はこうした役割を持続的に果たすことのできる限界点ではありますが、引き続き、この1年の政府・自治体関係当局、専門家先生、公演関係者の皆さま、そして多くのお客さまとの積み重ねをもとに、さらに万全な対策を講じ公演を開催してまいる所存です」としている。
2021/05/07(金) 08:39 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)