見上げて台本待ってました!朝の連ドラ『あんぱん』今週の私的ハイライト!!!
完全な史実通りではないにせよミュージカル『見上げてごらん夜の星を』が
生まれた瞬間!?を見られて胸熱落涙!!!
以下、この回放送後の解説を拝借し抜粋させていただきました。
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このミュージカルは、小さな町の小さなある定時制高校が舞台。そこには太陽の下で働き、星空の下で学ぶ7人の仲間がいた。ある日、ある青年の机の中に女学生からの1通の手紙が入っていた。彼女は昼間、青年の机に座って勉強しているのだ。この手紙と女学生をめぐって、7人の仲間が入りみだれ、ストーリーはユーモラスに展開してゆく。7人の夜学生と共通の“ガールフレンド”となった女学生は、やがてサイクリングにいったり、一緒に勉強したりと交流を広げていく。そして「なぜ勉強するのか?」「なぜ働くのか?」といったテーマを追求しながら場面が展開していく。いずみは本作で初めてミュージカルの楽曲を手がけ、台本・演出を日本ではなじみの薄いミュージカルを広めようと、いずみに企画を持ちかけた永が務めた。

 1960年の初演で主演を務めたのは、ハワイアンやジャズ、ポップスなどの洋楽をレパートリーとしてリリオ・リズム・エアーズというグループを率いていた伊藤素道。当時のスターは1人も出ていないにもかかわらず、作品は人気を獲得し大阪に続いて、翌年には東京でも上演された。

 「見上げてごらん夜の星を」というフレーズをみると、坂本九の歌声が頭に浮かんでくる人も多いことだろう。坂本は1963年に同名ミュージカルの主演を務め、同名の映画にも主演しているのだが、実はこちらの方が再演。そしてミュージカルのテーマソング「見上げてごらん夜の星を」が坂本の歌で大ヒットしたのである。このミュージカルは1973年、1979年、2012年に再演されている。

 それまでCM音楽などを手がけていたいずみはこの作品をきっかけにミュージカルの魅力にハマったようで、1963年再演版プログラムには、「ミュージカルには必ずテーマ曲がある。そのテーマ曲が、その場面に応じて、色々な唄い方をされる所に一番ミュージカルの面白さがあるのではなかろうか。(中略)それが流行歌やポピュラーソングを作曲する場合と大変に違う面白さである」と書き残している。
2025/08/15(金) 14:42 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)

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