亜久里夏代 talk room
〜笑いあれば憂いなし〜

今回のNY滞在はホントに"思い立ったが吉日"ではあったが
行きたい思いや、会いたい思いが溜まりに溜まって、衝動的にポチってしまい
その後、色んなことが"トントン拍子に弾みがついた"かの如く進んでくれた。
友人やお仲間からは「（NY行き)いいなぁ〜でも今じゃなくても・・・」の声も有り
「まぁ確かに。でも次行けそうな時期は・・・来年？いや待て待て、円安インフレもだが
今秋は大統領選挙じゃないか！？来年NYがどうなっているのか想像も出来ないぞ！」と
"今が絶好のチャンス"意気揚々とやってきたのであった、こういうとこ能天気で良かった！
写真は5番街、麗しのティファニーとギラギラトランプタワーが並んじゃってるのよねぇ・・・

4月7日(日) 初夏のような晴れ

朝からアパート地下の洗濯室でで大洗濯、要クオーター9枚（＄2.25）
洗濯している間、近くのアーミッシュマーケットに買い出しに行き
両替を試みたが、乾燥機分のクオーター9枚には届かず浴室に干す
NYは日本に比べて乾燥していて、こんなカラっとした日はあっという間に乾いてくれる

そして本日は2019年トニーミュージカル作品賞を受賞した『Hadestown』観劇
ギリシャ神話のオルペウスとエウリュディケを元にした作品
既にトニー賞受賞のオリジナルキャストではないが、今回の目玉は
MC役のJon Jon Brionesと、ヒロイン：エウリュディケ役のIsa Brionesの親娘共演！
オンブロードウェイでMCとヒロインが親娘で共演なんて、ちょっと凄過ぎませんか〜何なんだ！？
実は後からこの情報を知り、舞台中には全く親娘感わからず、作品、特に音楽に前のめりな観劇でした♪

4月6日(土) 晴れ 少し春っぽい暖かさ

本日マチネは『Hell's Kitchen』、オフ・ブロードウェイからの進出作！
「アリシア・キーズのジュークボックスミュージカルだよね、若者向けかな」と
正直乗り気ではなかったのだが、新作だし、滞在先もヘルズキッチンだし、と。
ヤバイ！！！ハマった！！！この抜群な歌唱力と、NY特有のヒリヒリするエネルギー
彼女の生まれ育ったマンハッタンプラザや通った小学校は肌身で感じられ
舞台になった1997年頃は、正に私もNYブロードウェイで足掻いていた。
時代も街も目まぐるしく変化しているが、私にとってNYの魔力はたまらないのだ！！！
ソワレは『Suffs』、これも2022年にオフで上演され、今年オン入り！
1920年アメリカで白人女性の婦人参政権が認められた史実を元に、婦人参政権運動を率いた女性達の物語。
キャスト全員女性！英語がもう少し解れば引き込まれたのかもしれないが、私にはちょっと遠かったな・・・

『Hell's Kitchen』の"HK"が胸に入った黄色いTシャツ、買いそびれたのだけが今でも悔やまれます(涙)

基本私は食には困りません。
好きなものは大好きだし、美味しくなくてもお腹が空いていればいただきます。
NYでの楽しみはフレーバーコーヒーとNYベーグル、時に贅沢にNYステーキやロブスター
パッキングされたオーガニックの野菜スティックや果物、オリーブ、ナッツで十分です。
あとはヴィレッジで安価で美味しいワインを仕入れたら最高ーーー！
今回Sallivan Bakeryにハマりました、小麦が違うのかバンズが美味しくて美味しくて。
滞在先のアパートから歩いて10分程のところにもあって
朝散歩がてら焼き立てのサンドイッチとコーヒーを買い
その近くの公園で満開の桜を見ながらいただくのが楽しみでした。
写真は一口食べちゃってから「あ、写真」と、汚くなっちゃってごめんなさい！
"日本円に換算しない"がモットーですが、このサンドウィッチで確か$13.99でしたw

NY 4月5日(金) 午後から晴れ

朝の地震はさておき
本日夜は4月1日にプレビュー開いたばかりの『CABARET』へ
映画『レミゼラブル』のマリウスや、『リリーのすべて』『博士と彼女のセオリー』等
とっても素敵な俳優エディ・レッドメインがMC役
シュナイダー夫人役にビビ・ニューワース、ヘルシュルツ役にスティーヴン・スカイベル
もう、これは観ない訳にはいかないでしょう！！！
今回この"7年振りのNY"シリーズでは観劇感想を細かく書かないことにしており
御興味のお有りになる方は覚悟の上、個人的にジャンジャンリクエスト下さいマセ。
まぁザックリ申しますと、四半世紀前のサム・メンデス演出＆アラン・カミングMCの『CABARET』が
未だに盲信的に好き過ぎるのでしょうね、私。
結果的に今回一番高いチケットで、一番残念なミュージカルでした・・・

NY 4月5日（金) 朝は曇り

台湾の大地震もあり、日本ではあまりニュースにならなかったようですが・・・
朝起きて、大好きなNYのフレーバーコーヒーを飲みながらLINEしていたら・・・
ガタガタと日本ではよく聞き覚えのある、あの嫌な感じの軋む音と振動が・・・
「ん？ここ岩盤のマンハッタンだよね？上の階？いや・・トラック？いやこんなビルごと・・まさか！？」
すぐお隣のニュージャージー州北部震源のM4.8、NY近郊では140年振りの大きさの地震でした。
免震も耐震もしていないマンハッタンのビル群、日本とは違うガッタガッタな縦揺れで緊張しましたが
私の体感的には震度2〜3、NYでは滅多に起こらないから震度計が無いそうです。
東京のウチを出る時「もし大き目の地震があったら」と、本棚に山積みの譜面を床に下ろしてきたのですよね
まさかマンハッタンで140年振りの大きさの地震に遭うとは・・・
そう言えば2012年秋NYで100年振りのハリケーンサンディに遭い、マンハッタンが閉鎖され大騒ぎでした。
あの時も「NYは大変そうですが日本は秋晴れが続き穏やかです」とメールもらいましたが
今回も日本に大災害が起こってなくて良かった・・・と、不謹慎ですが諸々安堵の失笑でした。